小学生時代の思い出が人生を少し前向きにさせてくれた話
私は30歳の中小企業のただの会社員です。
今年の7月に転勤で北海道から東京へ引っ越しました。
付き合う人の変化、住む場所の変化、生活リズムの変化。
これらの3つの変化が同時に起こり、私の中で、なぜか、
「小学校の先生になりてぇ」という思いが沸き起こりました。
というわけで、小学校の先生を目指して勉強の日々を送っています。
そんなある日、なんてこともない出来事がありました。
中学1年生の理科の内容を復習していました。
維管束や葉緑体、気孔などなど懐かしい単語のオンパレードです。
そんなとき、ふっと小学校の思い出がよみがえりました。
薄暗い水槽に買われていた鮭やきゅうりとかトマトを植えているビニールハウス、
理科の実験で使ったリトマス試験紙にアルコールランプ。
小学校高学年にならないと理科の授業はなかったと記憶しています。
実験は、やっとありつけたといった感覚の、待ち望んでいた授業だったと思います。
私は小さい頃から実験というものが好きだったんだなあとしみじみと感じれました。
ここ久しく感じていなかった心からのワクワクでした。
あれから20年すぎました。
なんか知った気になってワクワクから遠ざかるような日々を送ってきてしまったと思います。
せっかく人生という時間をもらったのだから、
こんなんじゃもったいないのでワクワクすることをやろうと思います。
小学校の先生になって生徒と一緒にみんなでワクワクしたい。
これを実現することがここ最近のワクワクです。